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企画・製作公演(株)る・ひまわり企画・製作公演です。 羽州の狐
[2024年05月24日]
![]() ダークファンタジーで描く”美しくも哀しき幽霊譚“
戦国武将・最上義光の悲哀の物語。
【イントロダクション】
![]() “日本の歴史”、”偉人“を題材にした物語を数々上演してきた”る・ひまわり”が今回描くのは、戦国時代、羽州(現在の山形あたり)を治めていた最上家の当主・最上義光(もがみよしあき)。
シャケが好物で”シャケ様”と呼ばれ、穏やかな仮面を被りながら、自身の家臣であろうとも謀略、調略で罠にかけ、殺すことも厭わないことから“羽州(うしゅう)の狐(きつね)”と呼ばれたらしい。
そんな戦国武将・最上義光の悲哀の物語を、渾身の“ダークファンタジー”にして上演いたします。
る・ひまわり過去シリーズ作品の様々な物語と『繋がっている』世界
本作は、2024年3月に新国立劇場にて上演した舞台「時をかけ・る~LOSER~」の中の「「ラブミュ☆北の関ケ原」に、いわゆるモブキャラクター『シャケ様(演:安西慎太郎)』として登場した最上義光と同じ世界軸となります。そのため、最上義光の甥である伊達政宗を松田岳が、そして上杉景勝を木ノ本嶺浩が演じます。また、伊達政宗の物語を上演した弊社年末祭シリーズ「ゆく年く・る年冬の陣」で伊達政宗の側近として登場した伊達成実を演じた木ノ本嶺浩がそのまま本作でも成実を演じたり、同じく「時をかけ・る~LOSER」の別作品「莫逆の友」の主人公・大谷吉継を松田岳が演じるなど「「あの時」の裏側では、もしかしたらこんな物語があったのかもしれない?」という幾つもの『繋がり』もお楽しみの一つとしています。
また、こちらは「繋がり」とは別軸ですが祭シリーズ「明治座の変・麒麟にの・る」にて兄弟役でダブル主演だった平野良(兄)、安西慎太郎(弟)が、今度は安西慎太郎(兄)、平野良(弟)となって、以前とは逆の立場で殺し合い、憎しみ合った「兄弟」を演じるのも必見です。
4人の俳優の「色々な顔」 俳優たちの巧みな芝居の魅力が満載
「時をかけ・る~LOSER~」公演では、3.5次元舞台と称していたため、2.5次元風で登場していた各キャラクターたちが、ダークファンタジーな世界観の中で、また違った表情を魅せていきます。特に、「可愛らしい」と評判だった安西慎太郎演じた“シャケ様”は、ほの暗い炎を胸に抱き、狂気を孕んだ“最上義光”として登場。更に、平野良、木ノ本嶺浩、松田岳の3名が、公演の中でいずれも一人二役を演じます。
たった4人の空間で繰り広げられる濃密なお芝居と、俳優同士の技巧のぶつかり合いにご期待ください。
【あらすじ】
慶長五年、九月。関ヶ原の勝敗を知った最上義光(安西慎太郎)は、甥の伊達政宗(松田岳)に、東軍勝利を祝おうと一宿の誘いをする。互いに十数名の家臣を引き連れ、伊達と最上は、羽州のとある山道を馬でゆく。昼過ぎから降り出した雨が激しくなっていた。雨宿りしようにも集落はなく、とりいそぎの木陰で、まずは両当主からと馬を降りたその矢先、義光、政宗、そして政宗の従兄弟の伊達成実(木ノ本嶺浩)は、地滑りに遭い、洞窟に閉じ込められてしまった。義光の弟を名乗る中野義時(平野良)がそこに現れ、四人は洞窟の中で一夜を明かすことになるが、義光には何やら思惑があるようで…。
「これを許すと言わないでおくれ」愛にとらわれた男の哀しき幽霊譚。
【CAST】
![]() 最上義光…安西慎太郎
![]() 伊達政宗・大谷吉継…松田岳
![]() 上杉景勝・伊達成実…木ノ本嶺浩
![]() 中野義時・黒田官兵衛…平野良
【STAFF】
脚本:赤澤ムック 演出:平野良
音楽:オレノグラフィティ 美術:秋山光洋 照明:高山晴彦 音響:鏑木知宏 衣裳:久保田俊一 ヘアメイク:GFA
演出助手:中島一博 舞台監督:中西隆雄 宣伝写真:園田昭彦 宣伝美術:one-two punch!
制作:高橋郁未 プロデューサー:千葉裕子 エグゼクティブプロデューサー:林三代子
企画・製作:る・ひまわり
【公演日程】
2024年10月23日(水)~ 10月27日(日)@CBGK!!
※開場:開演の30分前。 ※上演時間:約70分(予定)
※車椅子スペースをご希望の方は、る・ひまわりまでお問い合わせください。
【チケット料金】
10,000 円(全席指定・税込・未就学児入場不可)
【一般発売】
2024年7月27日(土)12:00~
【チケット取り扱い】
・イープラス:https://eplus.jp/ushunokitsune/(PC&スマートフォン)
※主催者の同意なく、チケットを有償で譲渡することは禁止いたします。
※営利目的によるチケットの購入も固くお断りいたします。
※主催者がやむを得ないと判断する場合を除き、払戻しや他日へのお振替はいたしかねます。
【ライブ配信と当日券について】
⇒「羽州の狐」ライブ配信決定&当日引換券販売のお知らせ
【お問い合わせ】
・る・ひまわり info@le-himawari.co.jp
【意気込みコメント動画】
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「時をかけ・る~LOSER~」とは
2024年3月に新国立劇場小劇場にて上演した、一つのテーマを全く違う5つのジャンル(グランドミュージカル、2.5次元風、会話劇、殺陣ありエンターテイメント、ストレートプレイ)で描き出すというチャレンジ公演。
近未来。敗者の歴史を研究している研究員たち5人が、歴史研究学会で自分の研究テーマ(前作は「関ケ原の戦い」の中から5人の武将の物語)を発表する、という設定で進んでいく歴史オムニバスストーリー。
―歴史の真実を調査せよ―
全作即日完売し、来年10月に次回作(テーマは幕末)が決定しています。
「時る」公演情報ページ:https://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00672
~「時る」5つの演目詳細 ~
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