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【東京】2011年12月23日～26日＠明治座

【大阪】2011年12月31日＠梅田芸術劇場メインホール

【脚本】穴吹一郎【演出】板垣恭一

【出演】三上真史／矢崎広、村井良大／中村龍介、小林且弥、滝口幸広、大山真志、井深克彦、五十嵐麻朝、白又敦、井澤勇貴、丸山隼、二瓶拓也、上村龍之介、平岡裕一郎／寿里、長倉正明、小谷昌太郎、佐藤貴史、小林健一、岩﨑大／兼崎健太郎／石井智也／平方元基・山崎樹範（Wキャスト）／大和田獏

 

 

 

時は、元禄十四年。

朝廷の高貴な方々が下向した際、江戸城にて宴が行われることとなった。

接待役には、吉良上野介を筆頭に赤穂藩主浅野内匠頭が選ばれる。

朝廷へのおもてなしとして、完璧な振り付けでダンスを踊りきるという伝統があった。

吉良は浅野へ意地悪をし、間違ったダンスを教えていた。

結果皆の前で恥をかかされた浅野は江戸城松の廊下にて吉良へ斬りかかるという事件を起こす。

その事件の報告を受けた側用人の柳沢。将軍綱吉との密談の結果、浅野を即刻切腹。

赤穂藩のお取りつぶしという決断を下す。主君を失った城代家老・大石以下、赤穂藩の武士たちは！？

そして、柳沢の画策が始まる・・・。

 

 

 

 

・アワレンレッド（殿）／徳川綱吉（村井良大）・・・町人の振りをしているがその実江戸を統べる将軍である。

誰よりも動物愛護であり、困っているものを放っておけない熱血漢。正義に厚く、不誠実な人間は正義の鉄槌がくだり成敗される。

・アワレンブルー（やなぎ）／柳沢吉保（三上真史）・・・殿の参謀であり、特技は情報操作。頭がよく、家柄もよいエリート。本来は動物など全く興味がないが殿に合わせて動物愛護。一番大事はレッド。

・アワレンイエロー（まきなり）／牧野成貞（滝口幸広）・・・淡白で冷静、無口。動物を前にするとメロメロになる。県が得意で、向かうところ敵無し。

・アワレンピンク（そーじょー）／流光（井深克彦）・・・女子のようにキャピキャピしている。好きなものは金平糖。自身も小動物のような可憐さで自称アワレンジャーのマスコット的キャラクター。

・アワレンブラック（はやしっち）／林信篤（中村龍介）・・・斜に構えていて、なかなかメンバーと打ち解けようとしない。レッドとは、信頼関係で結ばれているが、意見がよくぶつかる。

 

 

・リーダー（矢崎広）・・・世間知らずのお坊ちゃま。ものすごく真面目で自分の尺度にあわないとすぐに「切れる」。

が、リーダーとしての自覚が高くメンバーにはカリスマ的に慕われている。

・げんげん（大山真志）・・・リーダーのことが大好き。メンバーの中では、皆よりも上流階級出身のためちょっと上から物を言う癖がある。

・兄の弟（五十嵐麻朝）・・・いつも兄にメーワクをかけられて育つも、兄よりも頭がよく常に兄のフォローに追われている。

・えもやん（井澤勇貴）・・・笑顔で毒づき、優しい声色で鬼のような暴言を吐く。リーダーにだけは毒づかない。

・さんちゃん（白又敦）・・・元気一杯最年少。裏切りなんて知らない。嘘も吐かない。メンバーのことが大好き。

・ちからっち（丸山隼）・・・ナンバー2の息子。空気が読めないので周囲が気を使う天然。

・たけばやし（二瓶拓也）・・・メンバーを見守るお兄さん。

 

 

・YASU（兼崎健太郎）・・・ヘビースモーカー。けんかっ早く困っている人を見ると助けずにはいられない。

好き嫌いが激しく嫌いなものには容赦ない。アツイお風呂は苦手なのに、熱いのを我慢しながら入るお風呂がたまらねぇ。

・GUN（寿里）・・・YASUのやり方を認めることができず、はじめは衝突していたが、とある事件をきっかけに強い絆で結ばれている。たくさんの勉強をしたいと現在はカンザス州に向けてパスポート申請中。お呼びでない所に行ってしまうのが玉にキズ。

 

 

・近松（石井智也）・・・ライバルは消臭力の方のミゲル。今宵もゴールデン街を沸かせるあの歌声を披露。

・吉良（岩﨑大）・・・趣味が高じてハンドベルの道へ。ストイックに道を究める。

・若様（長倉正明）・・・父親に無理くり付き合うおぼっちゃま。付き合っているうちに一番上達した。

・陛下（小林健一）・・・文字どおり陛下。

・小林（佐藤貴史）・・・文字どおり小林。

・清水（小谷昌太郎）・・・剣豪にも関わらず、意外とハンドベルもこなす。サンタクロースの忘れ物。

・マエストロ（平岡裕一郎）・・・気の弱いマエストロ。個性が強すぎて言うことを聞かないチームをまとめるのにため息。